ゴムボート

水木しげる

武者ガンダム

最近書くことすべて、もうすでに書いたような気がしてて、もう書いてたら申し訳ないが、まだ書いてなかったことを祈りつつ書く。多分既出だが初出しであれ!三四郎の漫才終わりの「終わりでーす!」ってカッコいい。形だけの「もういいよ」をやるのはもうそろそろみんなやめてほしい。それこそ「さようなら」とか「バイバーイ」とか。オードリーは「バーイ」。もうそろそろやめてほしいで思い出したがさんまの向上委員会でたまにある今田さんを取り巻いてのあの「いつ結婚すんねん!」みたいな「シングルいじり」もうあれやめてくれ。

本題

ぼく小学生から中学ぐらいまで自転車トライアルってのやってて、そのトライアルってのは大自然や人工物がある地形にテープを引いて、それをセクションといって、つまりコースに見立て、そのいくつかセクションを回ってくという地方大会によくエントリーしていた。減点方式で、よろけそてその場に片足をついたら1点、計5点でアウト扱い。両足をつく、セクションからはみ出る、制限時間をこえるは5点、その場で終わり。トライアルのルールなんてどうでもいい。

今思えば地方のちいせい大会というよりレクリエーションに近いもので、セクションをみんなが回り終えて順位発表を終えると、一位のやつから順に長机に並べられたおもちゃやお菓子などの景品をひとつ取ってく、良い結果を残したやつほどいい景品を手に入れる率が高い。その景品ってのは、エントリー選手の父兄たちが1000円以内で用意してきた様々なもん。

ぼくね~いつもドベかドベから二番目ぐらいで、その日はドベから二番目だったからね、いつも残ってる景品が、景品なのかどうかもようわからん欲しくないものばっかでさ、後ろで他の父兄らとまざって見守る父の方をふり返って「父さん!どれがええ!?」と大声で呼びかけたら、まわりがなぜかどっと湧いたウケた。「どれでもええからはよ」と父から苦笑いに返ってきた。おれはいらない武者ガンダムのプラモを手にとり父の元に戻った。近くに居た父兄の一人が「あれ気持ち悪いね」と明らかに武者ガンダムのほうを見ながら子に話しかけていた。

帰りの車のなかで家につくまでの1時間半ずっと父親に「あんなとこで大声でワシのこと呼ぶな」とずっと言われた。家についてもずっと言われてそれから3ヶ月間ぐらい毎日のように言われた。ことの経緯を聞かされた母も「それはいかんねえ」とバカだからずっと同調していた。

バカな母で思い出したが2年前ばあちゃんちにいったら母が通ってた女子校のアルバムがでてきて、裏表紙のみんなの寄せ書きのとこに母親の言葉を見つけた「みんな夢をあきらめないで頑張ってね♪(音符)」

あまりにもくだらなすぎたらこみあげてすらくる。

「あの子の書いたんどれかわかったかね?」とばあちゃんに訊かれたが、「母さんたぶん書いてないわ」と母をかばう嘘をついた。

実家がバイク屋でグーグルマップでさがせば出てくるし口コミも星一の酷評を書けることだって出来るのだが、それをやらないおれはとても立派で親孝行だと思う。

2つ下の弟もトライアルをやっていてそいつは毎回優勝か準優勝だった。現在もBMXをやってるらしくその界隈では有名らしく国内外からスポンサーをつけてやってるらしい。スポティファイで弟とその家来みたいな奴らがやってるポッドキャストを発見した。

まだ全9回しかやってないがすでに、質問コーナーを2回もやっててそれは尚早がすぎるし、たまに面白いっぽい(一切面白くない)ラジオネームを読み上げる時一同で笑ったり、そこを掘り下げたりしててそれは駄目だと思った。ラジオネームでウケようとするやつは大抵面白くない。

もうそろそろ「〇〇が気になって夜しか眠れません!」とか「飯も一日三食しか喉を通りません!」と文末に添えられたカスメールも届くだろうからそういうのは採用するなわかったかタコ

 

 

さようなら