ゴムボート

水木しげる

思ったことの箇条書きである

・レシートがエクソシストみたいにカサカサ道を進んでた

・パスタは皿ではなく、受け深さがある椀のほうがくいやすい

・背面の吸盤を鏡に貼るとこの世の真理を垣間見た

f:id:araihama:20200208132218j:plain

 

 ・誰かわからんが賢いのであろう人がBlenderのことを語ってるポッドキャストを聞いていたら、何度もファスナーを閉じたりあけたりする音が頻繁に入ってて、それについてふれないので新しいかもしれないと思った

 ・マンガ描くたび、完成せんかったら完璧やのにな、と倒錯した気持ちになる

・菜箸はゆっくり落ちる

 ・小学生の時、転校してきた女子が私の後ろの席に決まる。ある日私が誤って屁をひったとき当の転校間もない女子が「いまのだれ!?」の連呼で犯人探しをしやがって、私は「お前がオナラ探偵やるのはまだ早くないか?」って思った

 

f:id:araihama:20200208134342j:plain

・ゴミ袋の透明度が高すぎてゴミ袋の上に乗っかってるのかとおもって手を伸ばした。

・先週か今週かのアメトークで、アインシュタインのイケメンの方が、「稲田が飯をくうとき、かみ合わせが悪いせいか、何回かに一回、ししおどしみたいな音がする」って話をしてて、「ししおどし」のところでししおどしの画像が理解の補助として添えられていた。編集側を想像してみるにこの「ししおどし」ってちょうどすぎるというか、画像を入れるか入れないかって悩む絶妙すぎるラインかもと思った。

・夜中なんの曲かわからんがアカペラが向かってくる、発生源であるその青年とすれ違う時、気恥ずかしさから音量が下がったのがわかった。これっておれがジジイやババアだった場合音量ってどうなってたんだろうか?って思った。私なら音量は下げない。ジジイとババアには夜中歌ってたやつが居たという出来事を面白がることも、それを伝播させる力も無いのだからというひどい偏見があるから。

・いまだに外科と内科ってどっちがオペする方だっけっとなるんでその都度ブラックジャックを思い出すようにしている。ブラックジャックより面白いマンガは存在しない。

 ・自死を思いとどまらせる場面でのクリシェとして「死んじまったら元も子もねえだろ!!!」ってのがあるけど、それは「死」についてのスッキリとした説明であって説得にはなってない。

 

f:id:araihama:20200208134636j:plain

・洗剤の減りが速いので容器が欠損してるのかと思い、ダンボールの上にしばらく置いてたら周辺にシミが広がってた。しかしこれは容器のガワについてた水滴が落ちた結果なのかもしれないと思ったので、場所を変えてまたしばらく放置するとシミが出来てたんで容器は捨てた。

 

・久しぶりに「家で爆弾作ってそうな顔やなあ」という、ある一定量のウケは約束されているが、聞き馴染みがありすぎるためにバカウケは見込まれない、それならば黙っていたほうがいいのに、シェアリングエコノミーが許可されてるだけになんの考えもなくに場つなぎ的に発してしまったのだろうそれ「家で爆弾作ってそうな顔やなあ」をなげかけられる。このフレーズって今後も使われていくのだろうか、それとも何らかの改変がなされて延命するのか

・この物語の主人公ではないってのを強く自分に刻むために100円ローソンのニット帽を買う

・長め背もたれのある椅子はそこにバスタオルをかけておけるからよい

 ・コレクターじゃない人はスニーカー買ったときの箱を収納ボックスにすると思うんですが、そこに何をいれてますか

・個人経営の刑務所ってつくってもいいのだろうか

釣りバカ日誌のかわりに松ちゃんが探偵ナイトスクープ新局長になるってニュースが流れた時、好きな作家がツイッターで「もう見ねえ!!!」ってクソバカがやる安っぽすぎる俗情吐いていてもったいないなと思った。

スマホもカメラも持たず遠出したとき、壁の落書きに「税金参上」て描かれてあって後悔した。

・ガクトが出たすべらない話を見ていた誰かが「もはやすべらせない話だな」ってツイートしてて、うまい!簡潔だって思った。

・これ↓すべらない話の中で一番好き、今放送したらだいぶ炎上する。

 

・少年の頃これ↓と全く同じパチンコ盤を

f:id:araihama:20200208130148j:plain

裏返してリビングの茶色い合皮のソファーの肘置きにあてがい、おもいっきり引いたら、わかってた通りに何本も白い線が走ったんで母には犬がやったと言った。

・何度もいうが、モノマネでしか森進一を知らない

・とある授賞式の会場にて、彼女連れの奴が私の対面に座ってきたのだが、まず彼女を奥に座らせ、彼もその隣にすわろうかって瞬間に自身がかぶってた帽子をポンと彼女の頭に乗せて席についた。なにやってんだと思った。