ゴムボート

水木しげる

5/1思い出

5/1、敬愛するふかわりょう氏のイベント、劇場版ロケットマンショーのため高速バスで東京へむかう。(ロケットマンショーとはかつてJ-WAVEでやってた最高に面白いラジオ番組)

GW中やし混むだろなってことで早めの便を選んだがそれでも押して開演二分前ぐらいに着く。

北沢タウンホールの席って、座らなかったらバインッて閉じるタイプの席で、座席番号が背もたれのフチじゃなくて座面のフチに振られててさ、つまり座ってしまったら座席番号がわからなくなるやつで、ってことは遅れて来てしまった人は検討をつけるのが困難。しかも客側からみて左端の番号から1.2.3と続くのではなく、右端から1.2.3がなのがややこしい。

そろそろ開演の切迫つまった状況で、近くに座ってた方に「ここどこですか?」って訊いたら、どうやら私ね座せねばならん席の真反対のとこにおってさ、引き返してるうちに暗転しちまって、またホール入口兼出口に還り、懐中電灯を持ったスタッフの方に誘導してもらった。

その一連がバリはずくて今年いっぱいは引きずるだろう。と思ったがさっき届いたホワイトノイズマシンが掻き消してくれることを期待してる。おい!がんばれよ!

 

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電子音を想像していたが、実際はファンのようなものが回ってる生音っぽい。

 

公演内容はふかわ氏と構成作家の平松氏がそのままラジオでやってたかんじの話をただただ繰り広げるだけだが、かつてのリスナー達にとっては待望していたものが十分にそこにあって喜ばしい限りだったんですよ、ですがねさっきまでバスでじっとしてたケツの痛みと、生来の集中力のなさが相まって、頻繁に「『ここどこですか?』って現在地をたずねたあの人に、『ありがとうございます』って感謝を述べてない気がする、いや言った?いや言ってないわ!あ~~~」って、出来たての未練を閉演まで10回ぐらい思い浮かべちゃってそのたんびに顔を歪めた。屁も我慢した。

その後会場のエントランスで一番目立つ格好のおおきちさんと再会。3秒で見つけれた。

再会の言葉もほどほどにおおきちさんはすぐ「個人賞で満足できた?」と訊いてきて、私はその質問の真意を未だにだが、計りきれず、とりあえずその場では「よくやったほう」的なことを答えたと思う。

その後のサイゼリヤでも同じ質問をされてその時はビッグマウスで「まあ、妥当でしょうな」と答えた。

あと、おおきちさんのアゴ髭、密集しててええなと思った。

自分、生えたとてスカスカなんですよ、右あごのある一か所なんてなぜか一切生えてこなかったりする。

 

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おおきちさんが貸してくれた短い傘

 

北沢タウンホールから近いっちゃ近い遠いっちゃ遠い笹塚というエリアの安いホテルに一泊したがあんま寝れなかった。ビジホの小さい冷蔵庫あるじゃないですか、あれってあのワンボックスに冷蔵と冷凍スペースが同居してるせいで、冷凍解凍が常に繰り返され氷がバチバチうるさい、そのせいで朝5時に目が覚めてしまったので、出発のバスまで残り6時間半もあり、んなら歩きで東京駅まで向かったらんかいと思ったんでチェックアウトかまして闊歩してこましてたらばゾズゾズに雨が降ってきてね、おおきちさんの傘非常に役に立ちました。

 

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リモコンの謎メーカー電池

 

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819、俳句またはバイクと覚えやすい部屋番号

 

早朝、ドーベルマンが散歩してるの見かけて此処東京やねと思った。

そして歩道橋、身が見えんなるまでステッカー貼られてますね。あと黒いマスク多いね!黒い包帯とか黒い松葉づえとか作ったらやつら健康でも使ってくれるはず。それとハロウィンじゃないのにEXITそのままの格好のやつ結構おった。

一番は最高裁判所でしたね。最高ってちやほやされるだけありますよ。要塞見たことないのに要塞らしいと感じ入った。

神宮外苑に20メートルおきぐらいに、警棒出しっパいつでもやったんぞ警官が点々としてて、警戒するのは良いことだけど、睨みつけてくるならおれに気づかれないように睨みをきかせてくれと腹が立った。

 

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公衆トイレのなにかを置けるスペース

 

帰りのバス、もう出発したとたんに車内アナウンスで、「渋滞が予想されますんで、3時間、もしくはそれ以上かかるから覚悟してね」の予言通り渋滞にはまったし加えて事故もあったらしく、サービスエリアから電話してたおじさんが「おん、おん(相槌)おん、まだ浜名湖!おん、ええから炊いとけ、炊いとけ炊いとけ、ええから!おんおんほいじゃなええから」と言ってた。

 

さようなら