畳から立つパタパタという音で目を覚ました。メガネを掛けて音の方に目をやるとティッシュケースほどの大きさの赤い水たまりが広がって、未だ撥ねている滴を寝覚めの目で追ったさきの天井にも赤黒い染みが広がっていた。 というかんじの、もう筆を折ったほう…
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