ヒップホップのバルーンアートが昨今極度に理想化されてるギャル像にたいしてなにか言ってますよ!
私は好きだけどね
だから私ね、みんなが話してるその「ギャル」が本当に存在してるのかどうか知りたくなって世界中すべて調べてみました。草の根運動的に地道に、ほしたらね、なんと・・・
一人もいませんでした
「良いギャル」などおらず、スクールカースト上位に常に君臨し、率先して人をいじめるギャルしかいなかった、という結果ではなく、
「ギャル」自体がそもそも居なかったのです
これには私自身も驚きました
ではみなさんが言ってるその「ギャル」とはなにか?
それは私達自身の渇きが生んだパブリックドメインの偶像です。
改変可能の偶像ですが、ある一定の指向性をもって強度に理想化されていってる節があります。それは、私達が自己形成の過程で落としてしまった、社会性や性的奔放さです。その箇所が主に先鋭化してるのは無いのものねだりが故にでしょう。
今回私は ギャルを発見出来なくてよかったとすら思っています、なぜなら私たちがこぞってこねくり回して伝聞して盛って語ってきたギャルは現実のそれを超えてしまったのだから・・・
万が一ギャルらしきそれを見つけたとて、私達は私達自身が捏ね上げてきた理想のギャルとの乖離に苦しめられ、そして自己防衛のため、幻滅嘔吐してしまうその前に見て見ぬふりをするでしょう。
さようなら