購入時より厚みが半分以下になって、反発もしなくなったので捨てようと思ってたマットレスのサイドにファスナーがあったので開いてみたら、当たり前なんですがウレタンが入ってました。
私は経済的には勿論スピリットに関しても貧乏性なので、なにかしらのポテンシャルを秘めたものを、そのまま捨てる事ができず、モッタイナイが働いて、たいして好きでもない工作をし、人形やオブジェ等を作成。だけでは飽き足らず、それをば毀誉褒貶の様々が跋扈するこういったインターネットに公開させ、あわよくば顕示欲を満たしたいという卑怯な性質があります。
なぜかでかい発泡スチロールがむちゃくちゃあったいつぞやも、そのまま捨てるのはモッタイナイから、ピロティーになってるスシローを作ったこともあります。この時買った発泡スチロールカッターのおかげで貧乏です。
猫が習性にまかせてピロティーをくぐろうとしていました。殊勝なやつです。
今回も同様にウレタンを使ったクリエイティブを計ろうかな、となんとなく丸めてたらなんと
くるん
あら!伊達巻じゃん!毛がまとわり付いとるけど
伊達巻じゃん!埃も毛もすげえ!
本物を見たことも食べたことない、さらにいうとそんなに食べたいとは思ったことないけど、どう見たって伊達巻ができました。正確には伊達な伊達巻なので伊達伊達巻ですね。ガハハ。は?
この伊達巻をどうにか人形に出来ないものか、と思ってハサミと紐を使って拵えたのが
この伊達巻くんです。もう立派に自立までしてます。
どうにか人形に出来ないものかと思ってハサミと紐を使って拵えた
と、さっきカッコつけていいました。
まるで、はたと伊達巻くんの構想を閃き、展開図も頭に浮かび、それから工作するに至ったみたいな感じ出しちゃったんですが、ただ副次的に伊達巻くんは爆誕しました。
実際はこのてっぺんに乗ってる人形を作ったときの余りの部分から伊達巻くんは生まれました。
きたねえウレタンだ。
こういうことです。左下の箇所はなぜ切り取ったのか憶えてません。
きたねえから絵にしました。
こういう展開図があればみんなも作れますね
こうして巻いたウレタンを紐で縛れば
伊達巻くんの完成です。でもこのままではゆるキャラ界への参入は困難ですね。
だって表情がないから。
なら作るぞ!
青が余ってたんでね
今回、筆は絵の具を混ぜるのみに使い
これを使いましょうかね。
Coccoが名曲 羽根~lay down my arms~で言ってた「青い武器」ってのは紛うことなきこれのことらしいです。
これ、別にね記事を盛り上げるためのテコ入れとかじゃなくて、自然に起きたハプニングです。
地盤の緩いウレタンなどに液体を入れた容器を配置するべきではないよ、という訓戒のためやむを得ず公開したまでです。
「体を張った笑い」の一形態に、私財を無碍に扱って笑いを獲得するというものがありますが、私はそれを避けてきたきらいがあります。
避けてきた理由のひとつに「だれでも出来る」ってのがあります。少ないエネルギーで派手な結果が見込め、それなりの見返りを容易に貰えるため、私はそういった破壊的なユニークには手を出しません。信じてください。
しかし偶発的に起こったハプニングなら仕方がありません。糧としましょう。
絵の具が畳の目に浸透する前にすばやく激写しました。既述した通り、なんてったって私は貧乏ですから畳を張り替える経済的余裕などありません。
それならばなぜ撮影する余裕はあったのか?と問われたらこう答えましょう。
「身に降り掛かった理不尽への抵抗です」
山場の捏造ではありません。
あまり長々と説明をしていると弁解くさくなるので切り上げましょう
青い武器に青い液を充填出来たので伊達巻くんの表情を作ってあげましょうか。
右隅の石の光沢を御覧になって頂ければ明白なのですが、すげえ雨降ってました。
関係ねえ。いますぐ顔作ってやっからな
ソレ!
ミスった。伊達巻の巻んとこかかっちった。
やった!右目出来た!?
この調子で、ヤー!
両目できたぞ!!!
ヤッピー!!!
目と目の間広いけどまずまずの出来じゃん
みんなもマットレス捨てるときは一回伊達巻くん作ってみてね!バイバーイ!
端材を三角にカットしたら簡単にチーズケーキも出来上がります。