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ゴムボート

ドデカミン

書き出し小説のこと書こうとしてたらヒトコトリミックスに脱線する話

書き出し小説名作集 「挫折を経て、猫は丸くなった。」

献本を頂いたので、偉そうに放言述べます。

 

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同封されていたステッカー、早速ラッカーに貼りました。ありがとう。

 

表紙になっている、座面と背もたれの隙間から上目遣いに覗く猫、『灰色 猫』で調べたらロシアンブルー、コラット、シャルトリューの三種類が出ました。たぶんシャルトリューですたぶん。ていうかシャルトリューであってほしい。読みがサルトルっぽいから。実存。

シャルトリュー - Wikipedia

キュートな猫のカバーをめくると、裏表紙、背表紙、表紙にかけて順に表題が振り分けられてあって粋です。

とりあえずまず表題となった「挫折を経て、猫は丸くなった。」は知る人ぞ知るもんぜんさんの作品です。第二弾の出版を知った時「書き出し小説2」とかになるのか?どうなるの?とたまに思ってたんですが、この策があったんですね。

まだ自由部門しかめくってないんですが、名作集とだけあってすこぶる名作だらけでした。個人的にビールおかわりさんが載っていたのが嬉しかった。かつてJ-WAVEで9年間放送していたROCKETMAN SHOW、通称ロケショーのリスナーなら当然耳馴染みのある常連の方だったので、番組を毎週聴いてた身として、お!ビールおかわりさんやん!っとなりました。

ロケショーについてはやむを得ず熱くなってしまうため、ここで、書き出し小説は一旦ほったらかして脱線しますね。

そのロケショーにはヒトコトリミックスというコーナー、ふかわりょうさんのヒトコトネタのフォーマットを使ってリスナーが考えたヒトコトネタを紹介するコーナーがありました。採用され放送には乗ったものの、もっと、もっと評価されるべき天才達の名作があるので紹介したくなりました。紹介します。

 

お前の弟 、目盛り読むふりをしてメスシリンダー越しに好きな子を眺めてたぞ 

ビールおかわり

ヒトコトリミックスは1人称か2人称か曖昧で、何故その現場を目撃できたんだ!?と、その不条理な3人称にツッコめる面白さも込みです。

 

 あきらかに酢豚目的で作られた家庭菜園だな

南米仕込

パイナップル、玉ねぎ、パプリカ等が一堂に会するその庭園で、見え透かれた展望、実は意外に壮大。

 

 お前の兄貴、道に迷わないように渋谷のHMVが見える範囲内で行動してたぞ

ガラスのハート

身につまされるこの感覚が恨めしい。

 

お前の「革靴の場合は25.5なんだ」って情報を覚えた自分に腹が立つよ 

目黒のハニー

面白いと思えるものって、どれも広義のあるあるだと思ってます。これはチープに「あるある」と思わせないぐらいに高次元あるある。

 

坂道発進する時のお前の顔が原因で集団下校が始まったらしいぞ 

目黒のハニー

この設定のバタフライ・エフェクト誰も思いつけない。

 

お前が「好きじゃないとできませんよね」って言ってから、職人さん無口になっちゃったな 

目黒のハニー

こちらの忖度の振り幅がほぼ無限。どうしてこういうの出てくるんだ。勘弁してくれ。

 

 さてと、と、みたいにここで本題であった書き出し小説に戻すと、上記に紹介した天才達の名作ヒトコトリミックスが、前座みたいやん、お通しみたいやんと思ったのでもう戻さず終わります。僕にとってはロケショーこそが帰る場所と実感しました。

書き出し小説の感想については気が向いたり、Highになったら書きます。

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ステッカーの外枠

 

 

 共感の無いものに価値は無いっすね

 

さようなら。

 

 

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 経てないので尖った猫